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🛠️ハローモケイ

再製作中です

2023年12月30日

wave 1/24 スコープドッグ レビュー(ガンプラの山を崩せ)

Waveの完全新規の1/24スコープドッグをレビューなさっています。

僕も購入しましたが、箱にぎっしり詰まったランナーにびっくりしました。説明書を見ると…なんと30枚越え!ものすごいボリュームです。

まだ頭しか組み立てていませんが、レビューを拝見して続きをやっていくのがめちゃくちゃ楽しみになっています。まだ目が慣れませんが、じっくり組み立てながら新規ディテールも味わっていこうと思います。ちゃんと作るぞ👿

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【スタッフ作例】クリスマススタッフ作例紹介!2023‼【GUNDAM SIDE-F】(ガンダムベーススタッフブログ)

【スタッフ作例】クリスマススタッフ作例紹介!2023‼【ガンダムベース福岡】(ガンダムベーススタッフブログ)

周回遅れで取り上げますが、クリスマス作例だそうですよ。

サーベルエフェクトパーツをクリスマスツリーに見立てるのが天才すぎる。もう木にしか見えない…


「スコープドッグ3mm穴問題」って何だろう? 30年以上主力機が変わらないという特異なロボットアニメ「ボトムズ」と、現代のプラモデルの流行(HOBBY Watch)

山火事の延焼の如く、地味ながらじわじわと続いていた3mm穴問題です。ついに記事にする大手メディアが出ました。そのうち消えるでしょうが、副次的にヤフーニュースにも載ったことで、いわゆる「ヤフコメ」も付いています。

こういうメディアの特性上仕方ないですが、この記事は「叩き合い」という様相の中身には触れない、上澄みだけをすくったような内容になっています。もっと言うと、終盤に「議論」という言葉を使っていますが、現状議論にもなっていないと思います。

そういう状況のまま一週間以上延焼し、両者が歩み寄ることは無く、分断したまま終わろうとしています。概念的ではありますが、様々な投稿を見てきた上での僕の印象と、問題の構図をまとめます。

・問題が大きくなった原因
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この問題は、3mm穴否定派の発言に皮肉、揶揄という性質が強かったために、それに憤った人たちが、3mm穴を肯定する理論と共に抗議をしたというのが発端です。便宜上「肯定派」と書きますが、実態は否定派への「対立派」と言った方が正確なのかもしれません。

肯定派は、ただ3mm穴を否定するのがけしからんから憤りはじめたのではないのです。バカにされたと感じたところから始まったのです。

その過程でお互い叩き合う中で、否定派は論理を後付け補強(もしくは、表面に出ていなかった論理を開示)し、肯定派は都度それに対して論理を崩そうとしていった結果、話がこじれてしまっています。

また、この問題が今終わろうとしているのも、否定派がほとんど触れなくなったからです。

釣り針が降りてこなくなったので、釣られなくなったのです。

またどこかから針が降りてくれば、それなりに苦言が呈されることになるでしょう。

・否定派の特徴

否定派はスケールモデルに明るかったり、ボトムズに古くから思い入れがあったりする、インテリっぽい層(インテリだとは言っていない)が目立つ印象で、補強される論理はある程度問題意識として成立します。

しかし、自分たちが設定した「模型・プラモデルに対する問題意識」に閉じこもっている印象があります。3mm穴を開けるのはデザインへの冒涜ではないのか、リアリティに欠けるのではないか、バンダイの姿勢はこれでいいのか、といったところをはじめ、市場、関係者、プラモデルの在り方等を考えてらっしゃいます。

元々そういう問題意識やリテラシーを持っていないと読みにくい文脈が多いので、外にはなかなか伝わらないですし、すり替えと言われるような部分もあるでしょう。

内には伝わるので、エコーチェンバー現象の中に入っていき、満足してあーだこーだ言うのをやめたのでしょう。

若干当事者不在というか、忖度気味な調子もあるのですが…それだけ模型内外に『精通』している人が多いのでしょう。

また、皮肉とおちょくりの一線の意識が違うため、余計な反発を招いています。その意識のせいで、自分たちは悪いことは言っていない、叩いてくる肯定派が悪いという意識があるようです。それに対する苦言がまた肯定派を刺激するというループも…。

・肯定派の特徴

肯定派は比較すると論理や問題意識は割とシンプルで読み取りやすく、後から広がっていく否定派の論理も明快に論破している印象です(もちろん否定派は取り合いませんが…)。

3mm穴そのものの肯定はもちろんですが、穴の空いたパーツと空いていないパーツや、バンダイ以外のメーカーを「選べるのだからいいだろう」というところが一貫しています。これはこの問題に首を突っ込んでいない、「ちょっと見て把握した」という人にも多い意識のように思います。

問題は、全ての発言がそうではありませんが、とにかくストレートに悪い言葉、暴言が挟まれる確率が高いところ。

どちらがタチが悪いかというと判断が分かれるところですが、否定派が鋭い包丁を一振りしたところに、肯定派は棒切れ数本で殴りかかっているようなイメージです。

良くも悪くも特徴的なワードが「老害」ですね。否定派を表すものとしてよく書かれている単語です。頑固さを揶揄すると同時に、断絶を感じる存在として、諦めを含みつつ突き放す言葉ですので、こちらはこちらで話が通じないと考える向きが多いのではないでしょうか。

参考:スコープドッグ3mm穴問題と皆さまの作例(Togetter)

・HOBBY Watchさんの記事の受け止めと、まとめ

こういった構図の中で、出てきたのが前述のHOBBY Watchさんの記事です。

それなりにバランスを取った内容になっているとは思います。

しかし、大手のメディアでは叩き合いというような話は書けないでしょうから、3mm穴の是非という論理では片付かない、双方の攻撃性や分断には触れられません。これでは問題の根っこは掴めないのではないでしょうか。

また、「自分の正しさは、作品で示せば良い」とありますが、この記事に書かれた範囲で正しさを論じても、分断に飲み込まれる被害者が増えるだけではないかと思います。

否定派は、これまで肯定派の話に取り合わなかった様子を見るに、3mm穴を生かしたものを作ったところで認めないでしょうし、肯定派はそれを今後も「老害」と呼んで線を引いていくでしょう。

僕は、双方の主張を理解した上で判断したいと思い、関連する投稿を多数閲覧しました。

肯定派の単純明快な論理に対し、否定派の問題意識は簡単には捉えられず、そのために読む量が増えたというのが正直なところです。それでも、否定派の抱く危機感や憤慨の本質まで共有できたとは思いません。

対立の背景に、世代・時代のギャップや空気感を問題に挙げる方もいます。単純に年齢層で分類できる問題ではありませんが、「老害」という言葉で単純に片付けられない、経験や意識の差があるように感じます。

それでどうすべきか、という話なのですが、僕はどうしようもないと思います。

さしあたり、暴言や揶揄については双方きちんと自省すべきだと思うのですが、できるのかなぁ、できないんじゃないかな、という気持ちもあります(とくに否定派に)。

こんな結論で申し訳ありませんが、読めば読むほど、こういうしがらみのない人たちが楽しくやっていければそれでいいんじゃないかな、くらいのことしか考えられませんでした。

みなさん、楽しくやってください!